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見えてないせかい

足を怪我しました。。 打撲。 かかとが痛くてゾンビ並みの速度でしか歩けない。 怪我直後、その状態で通勤ラッシュの駅を歩きました。 松葉杖もなかったため、手すりに必死で摑まりながら歩く。 周りの人は誰も助けてくれる様子はない。気にもとめていないようで。 周りの人にはどうやら私は見えていないよう。 生まれてこの方接骨院に行ったことがなく(それ系の怪我をしたことがなかったので)、 少し怖かったが、入って見るとなんのことはなく、親切ににこやかに治療してくれました。 接骨院はいつも通る道にあったが、怪我をするまでは全く視界に入っていなかったです。 健康な俺に接骨院は見えていなかった。 駅をゾンビのようにゆっくり歩いていると、 周りの人は気づいてくれる人もいるが、気づいていない人も多く、 結構ぶつかりそうになってしまう。 ステッキを買って視覚的に見えるようにすると、 やっと俺を認識して、避けてくれるようになった。 周りの人に俺は見えていないようで。 帰り道をゾンビのように歩いていると、 いつも早歩きで素通りしていた世界がたくさん見えるようになった。 小さな看板に書かれた文字や、道路脇にある花の存在。 早歩きしていた時、それらは見えていなかった。 人は自分と関係ない世界を無意識にシャットアウトし 見えなくしているのか。 今回の怪我で 介護用品の杖売り場のスタッフさんと話したり 接骨院の先生や受付さんと話したり 怪我をしなければ一生関わることのなかったであろう人たちと話した。 そしてそれは今の所、多くの学びにつながっていると感じている。 たまには怪我をすることも必要なのかもしれない。 …なんてな