調子は乗るためのもの

ふと気付いたこと。

「調子に乗る」っていう言葉があります。

ふだん、あまりいい意味で使われませんよね、この言葉。
ネガティブな意味で使われることが多いかなと思います。
何か行きすぎたことをした時に、
「俺、調子に乗っちゃった」みたいな感じで使いますね。

でも「調子に乗る」っていうのは実はいいことなんじゃないか
って最近思います。

というのも…

調子というのは、=リズムのことですよね。

(英和辞典で「調子」と引くと「rhythm(リズム)」が出ます)

リズムに乗れていないと、
人間って何にもできないんですよね。


自分のリズムに乗れていないと、
何かをやろうとする時に、
実行できないことがあります。

例えば。
誰か好きな人がいたとして。
その人に話しかけようとしますね。

でも、なぜか声がかけられなかった。
そういう時ってありますよね。

そういうのって、実は
そもそも「自分のリズム」に乗れていないのが
原因だったりするかもしれないと思っています。

つまり、どういうことか。

じぶんの体のリズムが乱れていたり、
精神のリズムが乱れていると、
体の持つエネルギーが減っていくんですね。

で、エネルギーが減ると、
メンタルブロックっていう厄介なものが発生します。

(メンタルブロックっていうのは何かというと、簡単に言えば
「お前、それやめとけよ!」と言って
行動の邪魔をしてくる何か、のことです。)

上の例で言えば、
好きな子に話しかけようとしたけど、
話しかけられなかった わけですが、
このとき、何が起こっていたかを
言語化してみると、こうなるんじゃないかと思います。

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自分の体や心がリズムに乗れていなかった。
そのせいで、エネルギーが減ってて、
メンタルブロックが発生して、
行動に移せなかった。

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ここまで考えてみると、
「調子に乗る」っていいことなんじゃないか?とも
思えてきます。

だって、調子(リズム)に乗れていないよりは、
乗れているほうがいいじゃないですか。

「調子に乗った」結果、もちろん、
悪いことが起こる可能性だってありますよ。

例えば、買い物をしすぎちゃった時。
そこであーなんでこんなことしちゃったのかなー
調子に乗っちゃったなーとか
思うことってあるでしょう。

でも、
その買い物をした という経験を、
好きだった子に話しかけてみたら、
ああ、それ買った!みたいに
話が弾むかもしれません。

こういうのって、その買い物をしていなかったら得られないですね。

「その買い物をしたことで得られる経験」は、
「調子に乗って買い物」をしていなかったら、
得られなかったわけです。

そう、調子に乗ると何が良いかっていうと、
行動(アクション)が起こしやすくなること。

ここが一番の効能(調子に乗る事の、です)だと僕は思っています。

行動を起こすと、それが成功体験になるんですね。
そしてその成功体験を積み重ねていくと、
自分の「自信」に繋がっていきます。

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調子に乗る→行動を起こす→成功体験になる→自信に繋がる→調子に乗る→(続く)
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っていう好循環、好サイクルに入ってしまえばいいのです。
そうすれば無限に成長できます。笑

(もし調子に乗りづらいなと思うなら、
「調子のいい周りの人」を観察してみるのもいいですね)

ということで、僕は
どんどん「調子に乗って」いきたいと思っています笑。

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